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宮城県芸術選奨2025 気仙沼自由芸術派 詩誌霧笛 気ままな哲学カフェ 精神保健福祉士

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

竹内英典 伝記 思潮社2023

竹内英典氏は、書物のなかに住まう人、というべきであろう。 あるいは、薄暗い図書館の書棚をめぐって、読み親しんだ本を手に取って、その一行から詩を編み出す人である。書物のなかの、大方の人々からは「見捨てられたままの一行」(冒頭の「伝記1」より)…

村上靖彦 客観性の落とし穴 ちくまプリマー新書 2023

村上靖彦氏は、大阪大学大学院人間科学研究科教授、東京大学教養学部から大学院、パリ第七大学で、現象学、精神分析などを修められたようである。 現象学は、フッサールが興した哲学の一派で、デカルトの懐疑を基底に、大雑把に言えば、ハイデガー、メルロ=…

ミハイル・バフチン ドストエフスキーの詩学 ちくま学芸文庫 望月哲男・鈴木淳一訳

バフチンは、ロシアの、というかソ連の、と言った方がしっくりくるだろうか、文芸学者。ブックカバーに「革命後の混乱の中、匿名の学者として活動。スターリン時代に逮捕され流刑に処された後、モルドヴァ大学の教師として半生を過ごした」とある。旧ソ連の…